相棒4第8話「監禁」ネタバレ 佐藤江梨子が相棒に初出演

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相棒season4相棒シリーズ

相棒4第8話「監禁」ネタバレ

相棒シーズン4第8話「監禁」基本情報
放送日サブタイトル脚本監督視聴率
2005/11/30監禁古沢良太和泉聖治14.0%

相棒4第8話「監禁」ネタバレ© テレビ朝日/東映

公式風あらすじ(ネタバレなし)

後ろ手にイスに縛りつけられた亀山(寺脇康文)。 大きな窓から月明かりの差し込む半地下の廃屋に、とつぜん着信音が鳴り響く。

闇の中から現れた、およそこの場所には不釣り合いのオシャレな服装の若い女(佐藤江梨子)が、亀山の胸ポケットからケータイをとりだした。 そして床に置くと、ハンマーを振り下ろして叩き壊す。

廃屋の壁には埋め込み式のいかにも頑丈そうな金庫、掲げられた額には「刃桜」、そして軍人の集合写真があった。 混乱する亀山にその女、進藤ミサエがささやく。
「相談に乗ってほしいの、マイダーリン」



相棒4第8話「監禁」ネタバレ

相棒シーズン4第8話「監禁」ネタバレ
被害者手口犯人
落合惣八拉致監禁(のち心臓麻痺)進藤ミサエ
伊藤一郎拉致監禁(のち転落死)進藤ミサエ
亀山薫拉致監禁・暴行傷害進藤ミサエ

相棒シーズン4第8話「監禁」ゲスト
役名キャスト説明
進藤ミサエ佐藤江梨子金目の暴力女
新田信彦酒井敏也新田南不動産の社長
新田公彦中川謙二元軍人、新田の祖父
加藤英真クラブのマネージャー
座間繁子吉本菜穂子新田南不動産の社員
千恵碇由貴子推理小説研究会の中学生
由佳吉谷彩子推理小説研究会の中学生
落合惣八梅田宏元帝政大学文学部教授
伊藤一郎歴史研究家
石田哲也ミサエの大家

相棒4第8話「監禁」ネタバレ あらすじ

ミサエが亀山を急かす。 金庫の扉に貼られた暗号「思国歌(くにしのびうた)」を解読して開けろ、と。 亀山は人違いを主張するが信じてもらえない。

ミサエの仲間、新田信彦(酒井敏也)によると、金庫の中には旧帝国陸軍「刃桜の会」の隠し資金、時価4億の金塊があるという。 さきに誘拐した大学教授(梅田宏)と歴史研究家がアクシデントによって死んだため、亀山を拉致してきたのだが…

都民ジャーナルに掲載された、特命係の捜査能力を絶賛する記事。 それを読んだミサエは、警視庁を訪ねて右京(水谷豊)に会った。 しかし面倒をさけたい右京が、記事のさす人物は亀山薫とウソをつく。 記事で右京だけが褒められていることに落ち込んでいた亀山は、まんまとミサエの口車に乗せられ…

何パターン試しても金庫は開かない。
「まさか本当に人違い?」
亀山を始末しようとするミサエ。 そこに右京が現れた。

誰も知らないはずの廃屋に、どうやって辿りついたのか?

<廃屋に辿りついた手順>
  1. ミサエがつかんだ右京のカバンの指紋を採取
  2. 前科から名前と住所がわれる
  3. 職場でききこみ、ミサエを口説いていたのは不動産屋の新田
  4. ミサエが警視庁にきたときの「ブーツについた赤い土」「コートの湿った匂い(=雨に降られた)」をヒントに、新田の管理する物件から、その時間に降水のあった地域で赤土の庭をもった一戸建てを絞り込む
  5. 訪れたその屋敷で亀山を発見!

右京の披露した解説に、ミサエが目を丸くする。
「まさにシャーロックホームズね。 この謎を解いてくれるかしら?」
右京は金庫に貼られた和歌を、数秒だけ眺めるといった。
「解けました。 ええ、すべて」

右京「新田さん。 あなた、最初から金庫の番号をご存じなんじゃありませんか?」
新田「なんだって?」

ミサエの目当ては金塊。 その金塊を永遠に存在させ、ミサエとずっといっしょにいられるよう新田がひねりだしたトリック、それが絶対に解けない暗号だった。

管理する物件にあった地下室の金庫、軍人だった祖父(中川謙二)の遺品、秘密結社「刃桜の会」のウワサ話。 それらを組み合わせ、解けない暗号をつくりだした。

右京がカラクリを指摘しても、新田は認めない。
「刃桜の会は実在した!」
と言い張るが、しかし…

「刃桜の会」とは、ある中学生が書いたミステリー小説にでてくる架空の結社で、推理小説サークルの大学生が同人誌に紹介したことで広まった。 そう、その中学生というのが杉下右京なのである。

右京の告白に、絶句する新田。 弾かれたように金庫に向かうとダイヤルを回して扉をあけ、たくさんの古びた同人誌から一冊をとりだす。 金庫の中身が新田のコレクションと知って逆上したミサエは、新田をこれでもかと殴りだした。

犯人たちが内輪もめしているあいだに右京がロープをほどき、自由になった亀山がミサエに手錠をかける。 鉄拳から解放された新田は、大切に保存してあった右京の小説を本人にみせ、感激の面持ちでいった。
「ずっとファンでした! 握手してください」

亀山はハンマーで殴打された足の治療のために入院。 しかし驚異の回復をみせ、明日には退院の見込みだ。 病室で右京と話していると、美和子とたまきも見舞いにくる。 仲睦まじい亀山&美和子のやりとりが場を和ませる。

たまきが、ふと疑問を口にした。
「ちょっと不思議ですよね、亀山さんと右京さんを間違えるなんて」
「そうそう! 飛んだとばっちり」
亀山が応じる。 美和子もぼそりといった。
「ぜんぜんタイプ違うのに」

「右京さんどう思います?」
たまきに意見をもとめられた右京は一言。
「ほんとうに不思議ですねぇ」

まとめ

お金に対する執着が尋常ではない女ミサエと、そんなミサエに惚れた新田のホラ話が、右京のついたウソと相まって引き起こされた事件。

凶暴な金目おんなを演じたサトエリがよかった。 シナリオの都合上、アホの子にされすぎた亀山くんが不憫な、しかし暗号や投書、小説や秘密結社といったギミックの楽しいエピソードでした。

相棒4第9話「冤罪」ネタバレ 一色彩子(=一色采子)出演
透き通ったガラス製の大きな灰皿の表面を、したたり落ちる鮮血。 ぼうぜんと死体をみつめていた女は夜道をあてどなく歩き、いつしか辿りついた緑川署にふらふらと入っていく。 手にした異様なモノに反応した警官が声をかけた。「ちょっと、あんた! 何もってんだ!?」「あたし、人を殺しました…」
相棒4第7話「波紋」ネタバレ 中村友也(=中村倫也)出演
大学生の池田俊太郎(中村友也)が600万の札束を交番に届け出た。事件が報道されるや、交番には持ち主を自称する人物がつぎつぎと現れ、勤務する下薗巡査(音尾琢真)だけでは処理できないとみて、特命係が借りだされた。週刊誌により池田の顔写真や住所がスクープされたことで、事態は予想外の方向へ。
相棒4エピソード一覧(副題/視聴率/脚本/監督/放送日)
相棒4エピソード一覧(副題/視聴率/脚本/監督/放送日) 2005年10月12日~2006年3月15日まで放送された「相棒4」のエピソード一覧。第4話・第5話は連続エピソード、第11話は正月SPです。第19話に月本幸子、初登場! 最終話で亀山薫&美和子が入籍
『相棒』シーズンごとのエピソード一覧
『相棒』のシーズンごとに、各エピソードの副題/視聴率/脚本/監督/放送日を一覧にしました。プレシーズン~シーズン19まで完成。

相棒4第8話「監禁」みどころ

縛られた亀山くん

しかしよく見ると…足のロープは、イスの貫(ぬき、イスの脚と脚をつないだ板)よりも下で縛っているので、イスの脚を浮かせてロープを下方にずらせば、すぽっと抜けますね。

亀山くんは「体力系人情派」担当なんです!(笑)

都民ジャーナルに投書したのは

マンション管理・六十歳。

とくれば、同じく古沢良太が脚本を手掛けた 相棒4第2話「殺人講義」の遠山ちず(前沢保美)ですね! 被害者の自殺に疑問を抱き、警視庁に直談判に行ったマンション管理人のオバサンです。

見よう見まねで推理小説

右京「僕も君たちくらいのころ、見よう見まねで書いたものなんですよ」
中学生「ええー読みたい! 感想文送りますから」
右京「いまとなっては、どこにも残っていないでしょうねぇ… 紅茶おかわりしますか?」
中学生「ごまかしてる!(笑)」

取材にきた推理小説研究会の女子中生と、いつになく楽しそうに話す右京さん。

秘密結社「刃桜」の会

第二次世界大戦末期の結成なら、横書きは右から左に(←方向に)読むのが一般的。 これでは「桜刃」の会。

窮した亀山の渾身のモノマネ

ミサエに追い詰められた亀山が答えた。
「東大にそんな教授はいません、ちがいますか? んふっふっふ(右京風)」

サトエリ

グラビアアイドルとして一時代を築いたサトエリ。 とりたてて美形ではないが、その豊かな感情表現で、カワイイと感じさせる才能がある。

今回の役柄は、本人の地そのままのようにも思えるけど(笑)、きっと演技が達者なんでしょう。 相棒18第5話では、まったく性格の異なる覆面小説家をさらりとこなしていました。

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