相棒４第７話「波紋」ネタバレ　中村友也（＝中村倫也）出演

相棒４第７話「波紋」ネタバレ

相棒シーズン４第７話「波紋」基本情報
放送日	サブタイトル	脚本	監督	視聴率
2005/11/23	波紋	入江信吾	森本浩史	12.7%

公式風あらすじ（ネタバレなし）

大学生の池田俊太郎（中村友也＝中村倫也）が600万の札束を交番に届け出た。アパートの郵便受けに投函されていたという。

事件が報道されるや、交番には持ち主を自称する人物がつぎつぎと現れ、勤務する下薗巡査（音尾琢真）だけでは処理できないとみて、特命係が借りだされた。

週刊誌により池田の顔写真や住所がスクープされたことで、事態は予想外の方向へ。池田のもとにやってきたヤクの売人（犬飼淳治）が、600万を返せといきなり殴りかかって…

＜ここから先はネタバレを含みます！＞

被害者・手口・犯人
ゲストの役どころ
ネタバレあらすじ
みどころ

相棒４第７話「波紋」ネタバレ

相棒シーズン４第７話「波紋」真犯人
被害者	手口	犯人
古谷稔	刺殺	新井山宗次
梶多恵子	扼殺	下薗司
―	虚偽の拾得物報告	池田俊太郎

相棒シーズン４第７話「波紋」ゲスト
役名	キャスト	説明
梶多恵子	絵沢萠子	下薗の競馬仲間
池田俊太郎	中村友也（＝中村倫也）	双葉大学の学生
下薗司	音尾琢真	神谷署泉川交番の巡査
新井山宗次	能見達也	古谷の隣人
古谷稔	犬飼淳治	ヤクの売人
―	横山あきお	投函を偽る老人
―	生木政壽	双葉大学の教授
大家	山内勉	古谷の大家
―	菊地由希子	多恵子の隣人
―	きくちとめお
―	三谷悦代	投函を偽るオバサン
―	原田文明	投函を偽るオジサン
―	宮沢大地	神谷署の刑事
―	斉藤かおり	会計課の婦人警官
井上千加	小森郁子	リポーター
―	岡田雄
―	斎藤真一
―	杉山大喜
―	兼田康平	柔道部の少年
―	村石磨由登

相棒４第７話「波紋」ネタバレあらすじ

ヤクの売人、古谷稔の死体が自室アパートで発見された。隣室の住人である新井山宗次（能見達也）は深夜、男たちのいい争う声を聴いたと証言するが…

そんな中、ホンモノの600万の持ち主がみつかる。下薗巡査と交番で話をしていたあの老婆、梶多恵子（絵沢萠子）のぬすまれたタンス預金と紙幣番号が一致したのだという。

その多恵子も自宅で殺され、池田に嫌疑がかかる。前夜、被害者宅からでてくるところを目撃されていたのだ。特命係の二人は下薗巡査とともに足取りを追い、大学構内のある建物の屋上で池田を発見する。池田が犯行を否認すると、右京（水谷豊）が奇妙なことをいいだす。
「そう、キミはだれも殺してはいない。しかしキミは犯人です」

600万の拾得は自作自演、そういって右京がつづけた。競馬で万馬券を当てた池田が、手に入れた大金のつかい道を考えた末に、虚偽の申告をして金に群がる人びとのデータをえようとした。心理学の研究にいかそうとしたのだ、と。そして下薗巡査のほうに向きなおる。
「どうして殺しました？」

600万の横取りをもくろんだ下薗は、各札束１枚目の番号をメモしたうえで所轄に報告。競馬仲間の多恵子をひきいれ、600万の持ち主に仕立てあげたはずだったが…

一枚上手だった多恵子は、600万すべてを自身の借金返済に充て、ふてぶてしく開き直る。その態度に逆上した下薗が多恵子の首を絞めたのだった。拳銃をとりだし、池田を道連れにしようとする下薗。

下薗は競馬場で、池田が換金したところをぐうぜん見ていた。その少年、万馬券を当てた池田が、よりによって自分の交番に600万を届け出たことで魔が差したという。

池田の盾になった亀山（寺脇康文）の説得に、今度は拳銃を口にくわえて自殺しようとした。カチャリ、引き金の音だけがむなしく響く。大学への道中、右京が弾をぬいておいたのだった。

後日、週刊誌に載ったスクープ。池田の自作自演と事件の真相。

ヤクの売人を殺したのは隣室の新井山。ボロアパートで壁越しに筒抜けの会話から古谷の売上金600万の横取りに成功したものの、すぐにバレて部屋に連れ込まれる。暴行を受けたが隙をみて、その場にあった包丁で刺し殺した。

まとめ

ひょんなことから大金を手に入れた大学生の池田が、その使い道を考えた末に、大学で研究している心理学にいかそうと、大金に群がる人びとの観察を試みたことで起きた事件。

札束の引力におおぜいが吸い寄せられるなか、池田の申告が虚偽と知っていた巡査の中薗が機敏に反応して横取りをねらうが、一枚上手だった仲間の多恵子に全額使われ、逆上＆扼殺してしまったというエピソードでした。