相棒４第２話「殺人講義」ネタバレ　古沢良太の相棒デビュー作

相棒４第２話「殺人講義」ネタバレ

相棒シーズン４第２話「殺人講義」基本情報
放送日	サブタイトル	脚本	監督	視聴率
2005/10/19	殺人講義	古沢良太	長谷部安春	14.7%

公式風あらすじ（ネタバレなし）

大学教授の春日秀平（石橋蓮司）と不倫関係にあった島田加奈子（石橋奈美）が遺体で発見された。寝室に置かれた毒薬テトロドトキシンの瓶と、ちぎったメモ用紙に書かれた「こめんなさい　許して」の文字。

第一発見者であるマンション管理人の遠山ちず（前沢保美）は自殺に不信を抱き、警視庁を訪れて事情を話す。じつは前夜、上機嫌な加奈子を目撃していたのだった。その直前、加奈子は春日と一緒になる約束を交わしており…

伊丹（川原和久）から事件を押しつけられた亀山（寺脇康文）。特命係の二人は加奈子の勤務先の大学に向かい、上司である心理学教授の春日に話をきく。右京（水谷豊）は春日の名刺入れに興味を示す。

＜ここから先はネタバレを含みます！＞

被害者・手口・犯人
ゲストの役どころ
ネタバレあらすじ
みどころ

相棒４第２話「殺人講義」ネタバレ

相棒シーズン４第２話「殺人講義」真犯人
被害者	手口	犯人
島田加奈子	毒殺	春日秀平

相棒シーズン４第２話「殺人講義」ゲスト
役名	キャスト	説明
遠山ちず	前沢保美	加奈子のマンション管理人
島田加奈子	石橋奈美	春日の助手
田辺健太郎	溝呂木賢	成華大学の院生
春日佳恵	日向明子	秀平の妻
―	木村公一	春日の勉強会を知らないと話す学生（右）
―	青葉拓磨	春日の勉強会を知らないと話す学生（左）
―	三村大史
春日秀平	石橋蓮司	成華大学の心理学部教授
―

相棒４第２話「殺人講義」ネタバレあらすじ

状況から不倫相手（＝犯人）は春日と考えられるが、証拠はなにひとつなかった…

理由をつけて春日を加奈子の部屋まで連れてきた亀山。もがいた跡の残るシーツを指さし、春日に熱く語りかける。良心の呵責、彼女への罪悪感、発覚の恐怖……今後、生涯つづくであろうこれらから逃れられる唯一の方法こそ贖罪と訴える。

しかし、春日の心には届かなかった。そこへ管理人が差し入れにくる。香りから上等な紅茶と悟った春日は口をつけた。管理人が紅茶の出どころを明かす。

あの夜、加奈子が自殺をした晩に、加奈子から譲り受けた品だそうだ。そしていった。
「あれれ、カビじゃないの？」
紅茶に浮かんだカビを指摘した瞬間、血相を変えた春日。救急車の手配を受話器にさけぶ。
「毒を飲んだんだ！」
その電話を、無情にも右京がきった。

春日は加奈子と会ったさいごの夜、加奈子に缶入りの高級紅茶をわたしていた。それに遅効性の毒薬テトロドトキシンをしみこませたうえ、カビの生えた茶葉をまぜておいたのは、カビに気づいた加奈子が残りの茶葉を捨て、缶を洗うように仕向けたトリック。

管理人もグルになってのお芝居だった。右京が問いつめる。
「どうして紅茶に毒が入っていると？」
捜一トリオも顔を出し、事情を聞かせてもらうと春日を連行する。

車に乗り込もうとした春日が振り返って尋ねた。初めて会ったときから自分を疑っていたのはなぜか？右京はいった。名刺入れに残った丸い跡、それは結婚指輪をしまった跡で、会うときつけていると加奈子が嫌がる指輪をそこに入れていたためついたのだ、と。

右京の慧眼に舌を巻いた春日はひとこと
「さすがだね、杉下くん」
とだけいうと車に乗り込んだ。

寝室にあったメモと瓶は、春日が紅茶をわたした袋に同封していたもの。メモは、それ以前にケンカをしたとき、加奈子が書いた謝罪のことば。瓶は n4v＆rec の推測では、ブラックジョークの類が好きな春日のイタズラ（安眠剤と称して毒薬とラベルされた瓶をわたした）と考えた加奈子が、とくに気にするでもなく寝室に置いたと思われる。